私たちサンエースグループは、「おいしい」で名古屋を元気に!そして、すべての人が誇れる人生を。という経営理念 を掲げています。この理念を地域社会で実現するため、就労継続支援B型事業所としてサンファミリーを設立しました。サンファミリーが地域スーパーであるサンエースのグループ内で運営されていることには、大きな意義があります。これまでパート従業員が行っていた野菜の袋詰めや惣菜の簡易加工といった軽作業 を、利用者さんと共に担っていただきます。単に軽作業の場所を提供するだけでなく、働く意欲を持つすべての方々に対して生き生きと活躍できる「居場所」 を創出することを目的としています。これは、社会貢献(働く場所を作ること)と事業の持続性 を両立させるための取り組みでもあり、社会貢献を通じて、スーパー業界の「生き残りのモデルケース(ロールモデル)」 となることを目指していきます。私たちは、サンファミリーの利用者さんも、社員やパートナーさんも、「共に成長し、一つのものを提供する」 大切な仲間であると考えています。地域で認知されているサンエースの安定した基盤の上で事業を行うことは、利用者さんやそのご家族にとって、「安心感」につながると確信しています。これからも地域社会と共に成長し、すべての働く人々が誇りを持てる人生を送れるよう、真摯に取り組んでまいります。ぜひ一度、サンファミリーの温かい雰囲気を見学・体験しにいらしてください。
私は約10年間介護業界に身を置き、その経験が現在の就労支援の基盤となっています。介護の世界では子どもを養う難しさからこの分野に移行しましたが、障害のある方々との関わりを通じて、大変だったこともあったが、それ以上に良いことや楽しいことがたくさんあったため、今もこの仕事を続けています。
私にとって最大のやりがいは、利用者さんが少しずつでも距離を縮めてくれることです。受け入れてもらえる感覚が心地よく、この仕事を好きだと感じています。
利用者さんとの絆を深めるために、私は「傾聴と共感」を一番重視しています。たとえ裏切られるようなことがあったとしても、結局戻ってきてくれるという経験があり、過去の事業所では利用者さんから「今までのサビ環(サービス管理責任者)で一番良かった」と言ってもらえたこともあります。また、利用者さんが私の誕生日を覚えていてくれたことや、「石黒さんと一緒に外食へ行きたいから頑張って働く」という具体的な目標を持ってくれていることなど、心温まるエピソードが日々の力になっています。
他の事業所では少ないとされている、就職活動の場(就労センターなど)への同行支援も積極的に行うなど、手厚いサポートを検討しています。提供されるスーパー(サンエース)のお仕事を気に入っていただき、いつまでも「繋がっていたい」と言っていただけるような、温かい関係を利用者の皆様と共に築いていきます。
サンファミリーでは、利用者さん一人ひとりのニーズに合わせることを大切にし、多様な背景を持つ方に寄り添った支援を目指して居心地の良いところにしてまいります。
サンファミリーは、働く場所を探している利用者さん(障害者の方)に対し、居心地の良い環境での就労機会と手厚い支援を提供いたします。
主な仕事内容は、地域スーパーであるサンエースの業務に関連した軽作業が中心となります。
具体的な作業としては、野菜の袋詰めや惣菜の簡易加工、そして内職的な軽作業などが想定されています。これらの作業を通じて、利用者さんは、地域スーパーであるサンエースの商品作りを裏側から支える重要な役割を担います。
この軽作業の分担は、サンエースの人件費の上昇という経営課題に対応するためと、利用者さんに働く場所を作るという社会貢献の二つの目的を持つものです。サンファミリーは、サンエースの新たな成長戦略の柱の一つと位置づけられています。利用者の方々が生き生きと、誇れる人生を送れるよう、私たちは「共に成長し、一つのものを提供する」仲間として協働していきます。